2023/01/03

2023年新年のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。

9月より新職場で働き始めてから、もっぱら新ネタはTwitterに投稿するだけで、ブログの更新がほったらかし(汗

ネタは積もっていくもののなかなかまとめたりができていませんでしたので、今年はこちらにもまとめていきたいなと思います。

2022年の振り返りとして、天文ネタでは

・ふたご群をATOMcamでがっつり見られた

・新機材の導入と、光害地でのフィルターの効果に驚き

・11月の皆既月食と天王星食がしっかり見られた


事でしょうか。

最近は寒くなった関係もあり、自宅からの電子観望がメインになってますが、

もっとネタをもりもり積んでいきたいなと思います。











2022/08/20

自宅(賃貸)敷地内から星雲撮影してみた

 久しぶりの夜ピーカン晴れ!(2022/8/18)を酔いつぶれて逃したものの、
翌日もなんとか晴れたのでいつものベランダ撮りから飛び出して、駐車場に機材を設置して天頂付近の星雲を撮影してみました。

今回の新規機材

●キャンプ用折り畳みイス
 あるのとないのでは快適さが別次元。
 今まではレジャーシート敷いたり、キャリーケースに腰かけていたりしたんだけど、
 撮影中の待機時間がかなり快適になりますね。


●フィルター IDAS NBZ
 QBPやCBPフィルターは所有していたけど、
 「光害地では絶大な効果!」とうたわれるデュアルバンドフィルターを試したくなり購入。
 F値が極端に明るいカメラレンズにも使いたいので、F2~4でも行けるこれを選択しました。



今回のリザルト


■北アメリカ星雲(NGC7000)

光害地からの星雲撮影は、なんか真っ赤っかーとかそんな印象が強かったのですが、
こんなにナチュラルな感じにできるとは思いませんでした。
光害カブリの処理が圧倒的に楽だったのが印象的です。
RedCat51&ASI294MCP&NBZ
Gain300 20x120s
薄雲がかかっているカットも含めてスタックしてしまいましたが割と良い感じ。
ノイズ処理で微恒星がブリッジしているので、もう少し処理方法を詰めたいと思います。

■亜鈴状星雲(M27)

初撮影対象! 思ったよりもよく写りますね!これはもっと時間かけてやってみたいところ。
ベランダ専用になっているED80sfを持ち出して撮りなおしてみたいです。
RedCat51&ASI294MCP&NBZ
Gain120 5x300s
薄雲がかかり始める前に時間かけてみました。

■網状星雲 東西まとめて

2回目の撮影。もっと時間かけて撮ればディテールとかがもっと出てきそう。
明るい東西だけでなく中央付近のうにょうにょがちゃんと出てくれたのがよい感じです。
RedCat51&ASI294MCP&NBZ
Gain300 20x120s

雲がかかってきていたので総露光時間がどれも少なめですが、
もっと時間かければよくなりそうな雰囲気もりもりしているので次回以降やってみます!




2022/07/26

光害地から天の川を撮る(その3)

連続ネタ、光害地から天の川を撮る!
今回は、今までの結果をもとに、

「もっと光害がすごいところではどうなるの?」

が気になったので検証してみました。

で。

7/24 東京都内。光害の最悪地、天体マニアにとっては禁忌の地。
東京駅にほど近い隅田川から。

永代橋から佃島方向 タワマンと天の川。

 夜8時くらいなので、住居の明かりでもう、光り輝くなんとか。
そのままでは地上が明るすぎてどうしようもなかったので
「ハーフND8フィルター」で、地上を減光。
さらにPhotoshopで調整してようやく天の川の姿をとらえることができました。

わかったこと

・都心部の街灯照明が想像以上に建物壁面を明るく照らしてしている
・夏場の湿度が高い状況下だと、地上付近の水蒸気で地上からの光を反射。
 思った以上に光害カブリがある
・夜も早い時間だと住居からの明かりでマンション群がそもそも明るい。

この状態から天の川を映しこむに、
1.4~5月の深夜から早朝時間帯にいい感じに写る時期がよい(住居の明かりが減る)
2.上記の時期なら地上の水蒸気が少ないので大気反射も減るのでは。
3.上記2点は要検証

ということがわかりました。

ほんとは、東京駅と絡めて天の川。って撮ってみたかったのですが。
東京駅前だとライトアップされ街灯多すぎてシャレにならないくらい明るい。

ということもあり、断念。
当日はIRpass650nm ~のフィルタしかもっていなかったので、
IRpass780nm以上などを使うといけるかもしれません。

[壁紙]iPhone13用起動画面の壁紙つくってみた

 これ。


 わかる人はわかる。

2022/06/28

光害地(川崎市)から天の川を撮る(改善編)

赤外で撮ると色がない。もっと色を!


光害抑制で可視光をカットしているので、赤外画像は色がない
光害を抑えながらも、できるだけ光を取り込めないか?
あわよくば、画像にもっと色味を加えて、よりリアルな感じにできないかな?

赤外なら都市からでも天の川が写せるとなるとこんな欲が出てきます。
そこで赤外パスフィルターを変えてみました。

まずは結果の画像から

・・・! しばし絶句。


うはははは!なんじゃこの写りは!
これが川崎からの夜空かっ!
光害のフレアと、天の川の星が色で区別できるようになりました!


Hαが多少映るようになったので、小さいけど赤い星雲の位置もなんとかわかります。 

レンズ前フィルターなので、最初に紹介したものより汎用性があるんではないでしょうか?
周囲が少しケラレますが、この写りならアリですね。

フィルター変える前はこんな感じ。色がないですね


■機材構成■

1.Playerone Neptune-CII(Sony IMX464)
2.Playerone CSマウントアダプタ
3.(Cマウント用レンズなので)C-CSリング
4.Cマウント画像処理用レンズ KEYENCE CA-LH4 (4.4mmF1.6)
5.赤外線透過フィルター43mm
 (650nm~。写真用「R65」 Aliexpress購入・レンズのフィルター径に合わせ入手)

Cマウントレンズの取付け方法が純正なので、無限のピントが出ない。
ということはないと思います。
前回のフィルター介して取付が邪道(笑)

Sharpcapでカラーバランス調整したのが最初の画像です。
赤ばっかり写るので未調整だと真っ赤っかに。

けっこうG、Bを+補正しています。


上記レンズはヤフオクにて中古で購入。
2022/6/28時点では何本か同じものが出品ありました。

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6/29追記
フィルター入手はこちらから。赤外フィルターなら割とお安く手に入ります。
https://ja.aliexpress.com/item/1005001604507341.html?spm=a2g0o.order_list.0.0.5ba6585a0Or5PO&gatewayAdapt=glo2jpn
自分は650nmタイプを購入しましたが、Hαを出すには630nmタイプのほうが効きそうです。
光害カットは数字が大きいほうが効果が高くなります。
Aliのショップはフィルター取付径で検索しにくいですね。


2022/06/26

光害地(川崎市)から天の川を撮る

 イヤほんと、やってみてびっくりの写りになったので、ぜひ皆さんも試してほしい。

ででん!(お借りしました)

自宅(神奈川県川崎市)から撮った天の川です。
Bortle7(すぐ近くが8-9なので8に近い)、SQM18の明らかな都市光害地です。
合成なしのワンショット。8秒露光GAIN285。画像加工なし。

すごいよね?

どうしたかというと。

1.Playerone Neptune-CII(Sony IMX464)の赤外感度が活かせないかな?
2.最近光害って、LED化してきたよね。ということは・・・赤外は影響小さいのでは?
3.赤外線だけ透過するフィルターが売っていたよね。

ということで試してみました。
 

■機材構成■

1.上記Playerone Neptune-CII(Sony IMX464)
2.赤外線透過フィルターアメリカンサイズ(サイトロン IRPassフィルター 720pro)
3.31.7mmフィルター-42mm変換リング(光路長3mm)
4.31.7mm-Cマウント変換リング(ZWO ガイドカメラ付属品)
注:Playerone製もありますが、光路長が長くレンズによっては無限が合いません
5.Cマウントの4~5mmの焦点距離のレンズ(1/2インチセンサー対応以上を推奨)

レンズの後に31.7mm変換リングを入れ、フィルターでセンサー取付です。
(※サイトロンのIRpassフィルター640nmは枠厚が大きくピントが出ませんでした)

これをこんな感じに組み合わせて。

Sharpcapで記録したのが最初の画像になります。
(上記写真ではQBPIIフィルターが入っています)

Mars-C(SONY IMX462)でもとれると思いますが、レンズがより単焦点必要なので、かなり画角が狭くなってしまうと思います。

上記で使ったレンズは「Computer社 H0514-MP2 Cマウントレンズ 5mm F1.4」です。
1/2インチセンサーまで対応なのですが1/1.8インチで少々角に減光があるくらいで写りました。

なお、AMAZONで売っていたCマウントレンズ「4-12mm 可変焦点 アイリスレンズ 1/2インチ F1.6 Cマウント CCTVレンズ」では以下の写りになります。

画面の湾曲はありますが、星の形はこちらのほうがいいかもしれません。

 赤外線での都市赤外線撮影。すごくお勧めです。

追記:あまりに写るので楽しくなってしまい、

Cマウントの広角レンズがこんなに増えてしまいました(笑)



 

2022/06/24

天の川を撮ってみたくて(その3)

天の川を撮ってみたくて

2回目チャレンジ、はじめて撮れた天の川


2019/9/7 再度城ヶ島へ。カメラ持ったか!三脚は?忘れ物はない?

8/9の失敗から、以下の準備を実施。

・ちゃんと星のピント合わせできるか?

 前回使ったEOS 7Dでは自宅においてライブビューでも合わせることができなかったので

 FujiX-E3をメイン機材に。こっちはばっちり。

 マニュアル操作のファインダー拡大表示も覚えた。

・写り対策:前回よりも露出多くするよ~

 光害対策として、ケンコーのスターリーナイトフィルターを調達したよ!

・星の向きはどうなん?

 スマートフォンに「SkyGuide」アプリ。スマホをかざした向きで星の位置も見える、見えるぞっ


■いざ撮影!

いつもの通り、終電で城ヶ島へ。今回は灯台のあたりで撮ってみようか。
アプリ見ながら向きを合わせて、ピントも確認、準備よ~し。
灯台のビームが入っちゃうな… 間隔は…8秒は写らない時間が取れるっと。
(ISO6400,F2.8,8秒)タイミングを合わせ~てのポチっとな!

写った!写ったよ!初めて天の川の写真撮ったよ!


でもなんか淡い。こんな感じだっけ?

0時過ぎから撮影したので、天の川の明るいところが沈んでいました。ぁぁぁ。



■こんなに切り取ってしまうとは思わなかった

天の川って、空の広い範囲にあるんですね~

APS-Cセンサーとはいえ、普通なら結構広角の17mmでも入りきらない!

というか、そもそもが、空をぐるっと一周しているので全部入るわけはないんですが。

なので斜め構図で。


露出時間増やすと灯台のビーム、あれが写真に写って白くなっちゃっいました。
地上も明るくなるので風景として逆にいい感じ。になるんですが。

■そして東の空には

ある程度撮って満足したけれど、バスで帰るにはまだ時間がすごくあるので場所を移動。

前回てんで見当違いの方向を撮っていた城ヶ島公園から東の空を撮ってみよう。
オリオンも昇ってきていました。


おや?

レンズ曇ってる? イイカンジニソフトフィルターダ(棒)


■2回目の遠征で得たもの

なんとか写ったものの、ほんと「写ってるね」で流されてしまいそうな写真ですが、

一般にあふれているのとずいぶん違う感じのものになりました。


そう。この時点では、まだ1枚撮り・加工なし。


この後の試行錯誤はまだ続くのでした。

※スターリーナイトフィルターつけたままで夜明けとか撮ると色がすごいですよね。




2023年新年のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。 9月より新職場で働き始めてから、もっぱら新ネタはTwitterに投稿するだけで、ブログの更新がほったらかし(汗 ネタは積もっていくもののなかなかまとめたりができていませんでしたので、今年はこちらにもまとめていきたいなと思います。 2022年...